本誌の内容は、原著論文、総説、研究資料、実践研究、その他とする。
研究対象は舞踊及び身体表現に関するものとする。
投稿資格は、比較舞踊学会員とする。ただし、編集委員会が依頼する場合は、非会員も
寄稿することが出来る。
※投稿に関してご質問がございましたらお気軽にお問い合わせください。
『比較舞踊研究』編集事務局
E-mail:hikakubuyokenkyu@gmail.com
〔原著〕
伊藤 真紀:近代における「女流能」の成立と展開―女性の能と「芸術」という理想
山本里佳:新体操の沿革と1980 年代ブルガリア作品が現代へ付与したもの
中村まい:阿波踊りにみられる企業連の多様な参与実態とそれを支える要因
〔シンポジウム〕
[報告] 波照間永子:芸能の担い手と伝承:「男芸」と「女芸」
[事例報告1]森田ゆい :歌舞伎舞踊における歌舞伎の女方との関係性と日本舞踊への発展の一考察
[事例報告2]蔡美京:韓国(朝鮮)伝統舞踊における女楽・男楽の一考察
[事例報告3]小林敦子:「阿波踊り」の統一的群舞への変容における「女芸」の機能
〔学会報告〕
〔原著〕
青木駿成、坂上竜馬、森田ゆい、森田寿郎:歌舞伎舞踊における身体づかいにより形成される「芯と軸」の力学的検証
丹羽晶子:19世紀女性向けモード誌におけるバレエ表象 ーモード誌 La Sylphide (1840-1873) を中心に一
池谷真友子:戦後75年の日本社会における大道芸の変遷
金城厚:琉球舞踊における「行く」と「戻る」の対立 ―音楽分析の視点から―
〔総説〕
片桐芳雄:成瀬仁蔵と女子体育 一日本女子大学校の「容儀体操」一
〔原著〕
酒井美鳥、相良順子:女子大生のコミュニケーション・スキルに及ぼすダンス創作活動の効果 ー作品創りにおける対人葛藤経験に着目して一
村松香織、広川美津雄、井上勝雄、大岡直美、崔ー煐:バレエ動作における身体認知要素と印象評価の関係についての基礎的研究 ーラフ集合を用いた舞踊分析方法の提案一
〔研究資料〕
一柳智子:葛尾村三匹獅子舞の舞踊構造と伝承内容
〔学会報告〕
比較舞踊学会第30回大会報告
〔総説〕
岸川雅範:江戸の神社祭礼と芸能-神田祭の変遷-
〔原著〕
波照間永子:志田房子作 琉球舞踊《鎮魂の詞》の表象 -空間・音・身体の重層性-
〔研究資料〕
澤田美砂子:中年女性による一過性の低強度運動が選択的注意力に及ぼす影響
〔学会報告〕
比較舞踊学会第29回大会報告
〔原著〕
杉山千鶴:小森敏(1887-1951)から藤井公(1928-2008)・利子(1937-)へ
〔研究資料〕
中村恭子:ストリートダンスのユニゾン群舞における鑑賞者の注視点について
高野美和子:江口隆哉の舞踊研究誌『現代舞踊』に展開される前衛的な舞踊の考え
〔学会報告〕
〔総論〕
森下はるみ:舞踊とからだ -体幹を中心に-
〔原著〕
目黒志帆美:古代フラと支配者階級の権威 -古代ハワイにおけるフラの政治的機能-
小橋川ひとみ・花城洋子:昭和初期の映像にみられる琉球古典舞踊「かぎやで風」
〔研究資料〕
斎藤晃一・村松香織:「体育あそび」を用いた多世代間コミュニケーションの実践 -小学生との活動を通した大学生の意識調査-
〔学会報告〕
第26回比較舞踊学会大会 演題
〔原著〕
岡田はるみ:Pianelleというはきものとイタリア宮廷舞踊
篠崎裕毅・森田ゆい・森田寿郎:各種構え姿勢分析に基づく下肢の運動設計手法
木村慶子:バレエ教師G.V.ローシーの業績 -帝国劇場での上演作品を通して-
〔研究資料〕
一柳智子:東日本大震災による民俗芸能の継承への影響 -平成25年度福島県民俗芸能継承状況アンケート結果から-
〔学会報告〕
第25回比較舞踊学会大会 演題
〔原著〕
小林敦子:「津田の盆踊り」における自由な乱舞とぞめきリズムー「阿波踊り」との比較分析ー
河田真理:キリスト教ワーシップダンスの実態と意義に関する一考察ー踊り手の体験に関する質的調査からー
森田玲子:ダンカン・ダンスの運動特性(その5)-「ジムナスティックス」と「バー・ワーク」を中心にー
田邊元:薮原祭りにおける日程調節を巡る議論に関する一考察ーなぜ日付はかえられたのかー
〔研究資料〕
杉山未那美・田邊元・杉山千鶴:「おわら風の盆演舞場」における舞台踊りの特徴ー富山県「おわら風の盆行事」調査報告ー
〔シンポジウム報告〕
波照間永子・金采嫄・三田徳明:環太平洋視点からみた舞踊の上肢動作ーシンポジウム報告「アジアの舞踊と身体文化」ー
〔学会報告〕
第24回比較舞踊学会大会 演題